鎌倉殿の13人 43回感想 政子は尼将軍の貫禄出てたなあ

政子(小池栄子)は成長したねえ

昔、大姫(南沙良)を入内させるために、御所で丹後局と対面した時は、けちょんけちょんにやられてたのに

藤原兼子(シルビアグラフ)とは対等に渡り合ってたね!

さすが、魑魅魍魎が跳梁跋扈する鎌倉で、将軍の御台所と母親を長年務めてきただけあるね

でも政子、大江(栗原英雄)の一世一代の告白には「重すぎます」って、
そっけないな、おい!

髑髏を取りに行かせた時はあんなに頼りにしてたのに
さすが義時の姉・・笑

それに引き換え、実衣(宮澤エマ)と義村(山本耕史)は、子供みたいな喧嘩してたけど笑

叩かれたら叩き返す、最後は自分で終わらなきゃ気がすまないって、
小学2年生までしか許されない喧嘩の仕方だぞ笑

義時(小栗旬)は、ここまで築いてきた北条の立場が危うくなる瀬戸際なのを察知して深刻に話してるのに

一方、彼らの弟の時房(瀬戸康史)も、今回は蹴鞠で活躍してたね!

蹴鞠人口が少ない鎌倉では手練れでも、京に行ったら通用しないってパターンかと思ったら、
しっかり後鳥羽上皇(尾上松也)と技の応酬までしあって笑

そして、やっぱり後鳥羽上皇も呼んでみたい「トキューサ!!」

もう国民の弟ならぬ「鎌倉の弟」の称号を贈りたいわ笑

もはや用事はなくても、自分が「トキューサ」って言いたいだけのターン

あと鎌倉に帰って来た政子が、渡り廊下で出会った実朝(柿澤勇人)に「従三位!笑」ってふざけて報告するところ

昔、政子と頼朝(大泉洋)が、同じ廊下で「よっ征夷大将軍!」ってふざけ合ってた時は、楽しい気持ちで見れたけど、今はあれから色々あったなあって、なんだかせつない気持ちになったわ

そして最後の義時と泰時(坂口健太郎)の会話も同じく切なかった

義時の「いずれお前は執権になる、お前なら、私が目指してなれなかった者になれる」って言葉、
自分のやり方が正しくないのは、義時も重々分かってるんだよね

でも鎌倉幕府の地盤を固めるまでは、小四郎の頃の純粋で真っ当なやり方では事をなせないものね

仲章(生田斗真)に借りを作るなとか、親としての進言だし、泰時にはあんまり義時を嫌わないで欲しいわ

そしてとうとう来週は、鶴岡八幡宮に雪が降るのね・・

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